ほしのなまえ

渋谷すばるくん、松村北斗くん

『カムカムエヴリバディ』

「カムカムエヴリバディ」雉真稔役
北斗くんお疲れさまでした!

 

稔さんのラジオつけてみてというひとことから始まって、ひなたの道を歩いて欲しいという思いがつながっていて、雉真稔は100年の物語に欠かせない存在だった。
稔さんの登場期間はとても短くて途中からは回想や写真での出演になったけれど稔さんが根幹にあるような物語だったからずっといるような感じがしたなぁと思う。
あらすじやインタビューは前もって読んでいたから稔さんがはやめにいなくなってしまうことはわかっていたけれどこんなにも物語の中核を担う存在だとは思っていなかったから終わった今改めてすごいことだったんだなと。
北斗くんが悩みながら悔しいと思いながら演じた稔さん、本当に素敵だったよ。
雉真稔という人が素敵に見えていなかったらこんなにも多くの人の心に残ることはなかったと思う。

何も疑うことなくそれが当たり前だと雉真の長男として品格のある青年でいた稔さん。
安子に出会って稔さんの中にも変化があって、素敵な人であった稔さんの人間らしい一面が見えたのも安子ちゃんがいたからだし、あの時代の跡取り息子が父親に意見を言うなんていうよほど勇気のいることをしたのも安子ちゃんに惹かれていたからで、きっと安子に出会ってからの数年は稔さんにとって新しい感情がたくさん出てきたんだろうな。
親に反対されて安子ちゃんにはもう忘れると言われて今まで挫折したことがなかったであろう稔さんは自暴自棄になった、そんな部分を少ししか見られなかったのも稔さんの印象が素敵な人であり続ける理由だと思う。
はやくになくなってしまったからこそマイナス要素がほとんど出ることなく稔さんは若くて美しいまま。
そのままで心に残ってるのもあのお店に入ってきた爽やかな学生の姿が印象的でそのあとの佇まいや雰囲気がよくなければ成り立たないものだったと思うから、北斗くんのファンな自分はどうしたって贔屓目でみてしまってると思うし一般的にどう思われてるかはわからないけれど、雉真稔を演じたのが松村北斗でよかったって心から思う。
個人的にはるいに声をかけるシーンもすごく好きだった。
やっぱり美しく儚く、だけど父の顔で、そんな姿を見られると思ってなかったから。

 

北斗くんがオーディションで勝ち取った役。
ツアーや女王の法医学と同時進行での撮影、本当にお疲れさまでした。
稔さんを通して北斗くんの演技が好きだと改めて思ったし、この経験を経た北斗くんのまた新たな演技を見られることを嬉しく思います。

北斗くんお疲れさま、そしてありがとう。